独立を夢で終わらせない!

フリーを夢見るエンジニアに役立つ情報を配信します

独立までの期間に行うとよいこと

将来的にフリーランス転向を考えているエンジニアが独立までの期間に行うとよいことが3つあります。

ひとつめが、フリーランスになった際に必要となることを勉強することです。たとえば、フリーランスに欠かせない税務処理の方法です。フリーランスになると、開発業務で忙しいため、税務処理の勉強をする時間はありません。とくにフリーランスにとってハードルが高い確定申告は、青色申告すれば最大65万円の控除が受けられます。税務代行を頼むとその分の費用がかかるため、経費削減のためにも自力で行うことをおすすめします。

ふたつめが、クライアント視点を理解することです。エージェントの活用ではなく個人で稼ごうと思ったら、スキルや経験だけでなく、クライアントからの信頼が必要不可欠です。誰でも自分が好感を持つ相手に仕事を依頼したいからです。また個人はエージェントとは異なり、フリーランスエンジニアがなにかあっても補償はむずかしくなります。クライアント側も大きな損失は避けたいと考えているため、信頼がなければ依頼しません。営業の際のコミュニケーションやメールなどで好感をいだくような対応を取りましょう。日々の業務のなかでクライアントがなにを望んでいるのか、好かれている人物はどのようなことをしているのかをリサーチしてみましょう。難しい場合は、スキルシェアサービスのMENTAで相談してみることをおすすめします。

そして3つめが、ポートフォリオを作成しておくことです。ポートフォリオがあることで、クライアントもどんなことができるのかが判断しやすく、案件の受注率を高められるからです。

実務経験が少なくてもフリーランスエンジニアになれる!

「実務経験が少ないとフリーランスになれないのではないか?」「3年は実務経験がないと企業の案件に参画できないのではないか?」と思っているエンジニアも多いでしょう。フリーランスにとって実務経験の有無は重要ですが、実務経験が少ない方でもフリーランスエンジニアになる方法はあります。

ひとつめは、クラウドソーシングサイトを使うことです。クラウドソーシングサイトとは、仕事をしたいひとと、仕事を依頼したいひとが集まるサイトのことです。クラウドワークスやランサーズ、ビズリーチなどが有名です。企業や個人がしてほしい案件をサイトで募集し、それに応募し条件交渉して合意が取れれば業務委託契約をむすびます。比較的経験が浅いエンジニアでも参画できる案件が多いため、未経験からでもエンジニアがめざせます。経験が少ない方が実務経験をふやす際におすすめの方法です。

一方、ふたつめが、エージェントを活用することです。エージェントとは、手数料を支払うかわりに営業を代行してくれる会社のことです。約2割程度が報酬から差し引かれますが、比較的案件が見つかりやすく、報酬も会社員時代よりも高額なのが特徴です。ITプロパートナーズやDYMテックなどがあります。エージェントに登録して案件に参加していくことで、自然と実務経験を増やしていけます。スキルアップができ、さらなる高報酬の案件獲得もめざせるでしょう。実務経験が浅いフリーランスは、クラウドソーシングかエージェントを活用して案件獲得を目指しましょう。

詳しくはこちらの参考サイトで説明されていますので、確認してみるといいでしょう。